引越しをしたいけど、やることが多くて何からすればいいの〜?
やることは多いけど、1個ずつ処理していけば大丈夫。
今回は引越しのやり方を解説していこう!
引越しは数年に1回、人によっては人生で数回しかしない場合もありますよね。
物件を選んだり、家具家電を購入したりと楽しいことも多い引越しですが、やることが多く、何からしていいかわからない場合も多いでしょう。
そこで、当記事では引越しの際にやることを【完全保存版】として紹介します!
主に賃貸物件の契約や退去の費用を抑える方法を解説しますので、引越しの際の参考にしてください。
また、その他事務的な手続きをまとめたチェックリストもまとめましたので、そちらも活用していただけると幸いです。
引越しは大変ですが、楽しいことですので、
ぜひ当記事を参考に楽しんでいきましょう!
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- 引っ越し前・後チェックリスト
- 初期費用を抑える引っ越しガイド
- 転居当日おすすめやることリスト
- 内見時チェックリスト
引越しの流れまとめ
引越しの流れをまずはまとめましょう。
- 物件の検索
- 物件が見つかったら不動産会社へアポを取る
- 内見
- 複数の不動産会社から見積もりをとって比較する
- 値下げの交渉を行う
上記の流れで引越し先を決めますが、意外と4番目以降の手順をしていない方が多いんですよね。
それ、実は損をしているかもしれません!
各項目について解説していきましょう。
物件の検索
まずは物件の検索です。
物件探しはアットホームやSUUMO、ホームズなどたくさんの不動産情報サイトがあり、どれを選んだらいいかわかりにくいもの…。
そこでおすすめなのが、goo住宅不動産アプリです。
物件探しのポイントは下記の4点が重要になります。
- 予算
- 間取り
- 築年数
- アクセス
間取りなどの条件で譲れないもの、妥協できるものを考えて、予算の範囲で検索しましょう。
物件が見つかったら不動産会社へアポを取る
希望に沿った物件が見つかったら不動産会社へアポを取りましょう。
このとき、選ぶ会社はどこでもOKです。
強いていうと、Google Mapで口コミの評価のいいところがオススメですね。
理由としては後ほど相見積もりをとって比較し、値下げ交渉を行うから。
一旦、内見ができればいいだけなので、不動産会社はどこでも構いません。
不動産会社によっては、複数の物件を内見したいと言った際に「すでに契約が決まった」などと言って断られる場合があります。
事実であることもよくありますが、他の不動産会社に相談すると普通に内見できる場合もあるので、諦めず問い合わせてみることが重要です。
また、物件探しから内見の日程確定までは、入居の1ヶ月前には最低でも済ませておくくらいの余裕をもちましょう。
内見
内見時は下記の項目に注意してください。
- 間取り
- 日当たり
- 収納
- 各種設備
- 水回り
- ドアや窓の大きさ
- 音
- ニオイ
- セキュリティ
- アクセス
- スーパーやコンビニ
- 周囲の治安・雰囲気
一見、見栄えが良くても住んでみると生活しづらい場合や、逆に見栄えはいまいちでも、住んでみると満足できる場合があります。
また、内見時に持っていくといいものとして下記を持参しましょう。
- 筆記具・ノート(iPadなどがおすすめ)
- メジャー
- カメラ
- ハンディライト
- コンパスや水平器
上記の道具の多くがスマートフォンやタブレットでまかなえます。
ただし、メジャーだけは実際に持っていったほうがいいので、
忘れないようにしましょう。
複数の不動産会社から見積もりをとって比較する
内見が終わって、希望する物件が決まったらいよいよ契約…ではありません。
多くの方が契約を進めてしまいがちですが、実はここでまだ手順があります。
相見積もりを取るようにして、住みたい物件の見積書を比較しましょう。
会社ごとに異なる要素が必ず出てくるので、
相場と安い会社・高い会社がわかります。
値下げの交渉を行う
相見積もりで得た情報を元に、値下げ交渉を行いましょう。
値下げ交渉の余地がある項目は下記です。
- 敷金礼金
- 前家賃
- 仲介手数料
- クリーニング費用
- 抗菌施工
上記以外にも値下げ交渉が可能な部分はあります。
ただし、交渉の余地があるだけで、必ず値下げ交渉が成功するわけではありません。
値下げは常識の範囲内で、
「提示された金額から多少値引きされたら良い…」
くらいの姿勢でいたほうがいいですよ!
賃貸物件の見積書の項目を解説
賃貸物件の見積書の項目を解説していきましょう。
下記項目の要素を1つずつ正しく理解することが、効率のいい値下げ交渉や、損をしないことにつながります。
賃貸物件の見積書の項目
- 敷金
- 礼金
- 前家賃
- 保証会社加入料
- クリーニング代
- 事務手数料
- 仲介手数料
- 鍵交換費用
- 抗菌施工費用
- 火災保険料
敷金
敷金は契約中に大家が入居者から一時的に預かるお金です。
敷金が使われるシーンは下記の通り。
- 賃料が未払いや不払いになったときの補填
- 不注意や故意での部屋の破損や汚損の修繕
基本的に、生活をする上でついた傷や汚損は家賃の中から修繕費を出すことになっていますが、それ以外での破損などの修繕に敷金が使われる場合があります。
とはいえ、敷金がある物件も存在はしますので、その性質とどのように使われるのかを知っておきましょう。
礼金
礼金は、敷金と異なり返金されないお金です。
賃貸契約時に、大家に入居者が「お礼」として支払うお金を礼金としています。
礼金は返金されないので、退去時にトラブルになることが少なく、最近では敷金がなく礼金のみの物件が増えています。
家賃が高くなれば礼金も高くなる傾向にあるので、家賃の高い物件は初期費用が高額になります。
前家賃
前家賃は入居した日からの日割り家賃と入居翌月の家賃を前払いするものです。
たとえば、月の中旬に入居する場合は、
家賃を15日分で計算して1ヶ月分の半額と翌月の家賃1ヶ月分が
初期費用に含まれます。
保証会社加入料
保証会社加入料は、家賃保証を行う会社に支払うお金が該当します。
一般的な相場は家賃の半額程度です。
クリーニング代
クリーニング代は基本的に大家側が負担するものです。
しかし、入居者が負担することにもできるので、クリーニング代がどういう扱いになっているかをよく確認しましょう。
もし、クリーニング代を節約したい場合は
大家さん(オーナーさん)が負担するものだと認識していますが
確認してもらえますか?
自分で清掃するのでクリーニングはしていただかなくて大丈夫です!
と提案してみましょう。
事務手数料
事務手数料は基本的に後述する仲介手数料に含まれるものです。
そのため、見積書に仲介手数料と併記して事務手数料の項目がある場合は詳細を確認しましょう。
仲介手数料
仲介手数料とは、賃貸契約時に不動産会社が大家と入居者の間を取り持つサポートを行った分の手数料です。
入居者からすると不要な費用に見えますが、内見時の付き添いやアポ取り、大家との各種交渉や書類の準備などを不動産会社は行っています。
ちなみに仲介手数料の上限は法律で決まっており、家賃の1ヶ月分(税別)が限界です。
1ヶ月分以上を請求されている場合は、不動産会社に確認してみてください。
鍵交換費用
鍵交換費用は入居時の鍵ユニットと鍵を交換するための費用です。
前の入居者が合鍵を作っていた場合のリスクを回避する目的があります。
ただし、鍵交換費用が入居者負担になるかどうかはまた別の話。
自分で業者に頼むほうが安く済む場合があるので
「自分でやるので不要です」と提案すれば
外してもらえることがあります。
抗菌施工費用
抗菌施工とは、消毒とも呼ばれることがあるもので、部屋の内部に抗菌スプレーをするものです。
「自分でやります」といえば外してもらえることが多い項目です。
よりスマートに進めるなら「敏感な体質で、抗菌施工は外してもらえますか?」と相談する方法もあります。
火災保険料
火災保険の加入は義務なので、ある程度支払う必要があります。
探せば2年間で数千円程度のものも見つかります。
なるべく節約をするなら、火災保険は自分で探したほうがお得ですよ。
賃貸契約時の値下げ交渉のポイント
賃貸契約時の値下げ交渉のポイントをお伝えしましょう。
下記3つの項目を意識しつつ、値下げ交渉を行っていってください。
- 相見積もりを必ず取る
- 閑散期を狙って引越しをする
- どこかで妥協する
1つずつ説明していきますね。
相見積もりを必ず取る
相見積もりをとることを忘れないようにしましょう。
相見積もりをとることで比較検討をしつつ「他のところは仲介手数料が安いので、こちらより下げていただけるなら、契約を検討します」と交渉してみましょう。
閑散期を狙って引越しをする
閑散期を狙って引越しをすることも重要です。
閑散期は繁忙期(1月〜4月まで)を外した時期が該当します。
閑散期を狙うメリットとしては、
- 交渉中に物件が決まってしまうことが少ない
- 不動産会社に時間の余裕がある
- 元々費用が安い傾向にある
上記が挙げられます。
特に繁忙期だと不動産業界はかなり忙しくしており、さっきまで見ていた物件が次の瞬間に決まってしまうことがザラにあるのです。
家賃を早めに払うことになったとしても、初期費用を大きく節約できるなら、結果的にコスパが良い引越しになる場合もありますよ。
どこかで妥協する
また、重要な要素として妥協・優先順位を決めることも必要です。
全ての項目を値下げしようとすると、
不動産会社からの印象もよくありません。
場合によっては、契約を向こうから断られることもあります。
そのため、不動産会社の気持ちも汲み取りつつ、お互いが納得行く程度の値下げ交渉を意識しましょう。
- 自分でできるところは自分でするので大丈夫
- 仲介手数料は他社と比較して少し下げてもらう
など、譲歩しつつ値下げ交渉を進めることが重要です。
引越しの際のやることチェックリスト
引越し時にやるべきチェックリストを下記にまとめました。
一個ずつチェックをつけていき、全てチェックが入れば問題なく引越しが完了になります!
<引越し先が決まったらすること>
退去日の決定
引越しスケジュールの確定
引越し業者の手配
現在の住居の解約手続き
現在の駐車場の解約手続き
新居の駐車場の契約手続き
通信系の住所変更手続き
<引越しの1週間前までに進めること>
粗大ゴミや不用品の処理
新居に持っていくもので普段使わないものをまとめる
引越し用の梱包材(ダンボールなど)の用意
役所での事務手続き
勤務先や学校への住所変更手続き
各種ライフライン(電気・ガス・水道)の手続き
郵便物の転送手続き
<引越し前日までにやること>
荷物をまとめる
冷蔵庫と洗濯機の水抜き
冷蔵庫内の食品の処分・整理
パソコンなどのデータバックアップ
テレビなどオーディオ機器の配線整理
現在の部屋の掃除
新居の掃除
<引越し当日にすること>
荷物の運搬
旧居のライフラインの停止・清算
旧居の鍵返却
新居のライフラインの開始
<引越し後にするべきこと>
転入・転居の届出
役所でのその他事務手続き
車両の情報変更
通販サイトなどの住所変更
荷解き
梱包資材の処分
不足している家具家電の購入
その他、引越し時にやっておかないと損なことをまとめたページがありますので、そちらもあわせてご覧ください!
退去時の費用を抑えるための注意点
当記事の最後に退去時の費用を抑えるための注意点を紹介します。
退去時の費用は意外とトラブルになりやすく、知識がないと無駄にお金を払うことになりかねません。
そのため、今回紹介する内容をしっかり押さえてから
引越しに進むようにしてくださいね。
部屋の清掃を徹底的にする
部屋の清掃を徹底的にするようにしましょう。
退去時の費用として、生活に伴う汚損や傷は毎月の家賃から補うとなっています。
どの程度の傷や汚れが請求の対象になるかは、判断がブレるところですので、できるだけ綺麗な状態で退去することが重要です。
一般的な掃き掃除・拭き掃除だけでなく、大掃除でするような細かい部分の掃除は最低限必要になります。
そのほか、壁紙に画鋲など針を刺した場合は穴をパテで埋めたり、シミや汚れをできるだけ取り除くようにしましょう。
退去時に請求されやすい費用
とはいえ、完璧に掃除することは難しいので、ここでは退去時に請求されやすい費用について解説します。
下記項目は注意しておいて損はないでしょう。
- エアコン
- カビ
- ニオイ
- 油汚れ
1つずつ説明していきますね。
エアコン
エアコンの掃除は意外と疎かになりがちです。
もし、退去直前に気づいた場合でもできることはしておきましょう。
エアコンの品番で検索をかければ正しいメンテナンス方法が見つかりますので、退去までに掃除しておいてください。
カビ
風呂場やトイレなど水回りはカビが発生していることが多いです。
見えにくい隙間や裏側のカビも退去前にしっかり除去しておきましょう。
退去まで時間がある場合は、風呂場で防カビくん煙剤などを使用してカビを防止しておく方法もあります。
直前の場合は、ハイターなどでカビを丁寧に除去していきましょう。
ニオイ
ニオイは住んでいる自分からすると慣れてしまって気づかない項目ですが、退去時の請求をされる可能性があります。
できるだけニオイを残さないように、消臭を行いましょう。
特に壁紙や畳はニオイがつきやすいので、部屋の換気に加えて壁紙や畳の掃除を徹底しましょう。
自分ではニオイが取れているか分かりにくいので、家族や友人を部屋に招いてニオイについて意見を聞くことも効果的です。
油汚れ
キッチン周りの油汚れも退去時に費用を請求されがちな項目です。
退去前には徹底的に油汚れを除去しましょう。
退去前の掃除を楽にするためには、換気扇フィルターを別途設置したり、壁が汚れないようにガードを設置したりといった対処がおすすめです。
退去費用として払わなくていいもの
退去費用として払う必要がないものを知っておきましょう。
下記項目は支払う必要が基本的にありません。
生活に伴う床の傷や壁紙の汚れ
壁の画鋲などの小傷
網戸の張り替え費用
損をしないためにも必ずチェックしておいてください。
生活に伴う床の傷や壁紙の汚れ
生活に伴う床の傷・壁紙の汚れは、退去清掃費用として支払う必要がありません。
生活すれば必ず床に傷がついたり壁紙が汚れたりします。
もし請求された場合は、きちんと説明を求めてみてください。
退去費用が減額される場合がありますよ。
壁の画鋲などの小傷
壁に大きな穴や傷がついたら入居者の負担で費用を払う必要がありますが、画鋲程度の小さな傷に関しては支払う必要がありません。
網戸の張り替え費用
網戸の張り替え費用も入居者負担ではありません。
請求された場合は、相談してみましょう。
知識があることをアピールすれば向こうも折れることが多いですよ。
立ち会い時に納得がいかない場合はサインしない
最終的に最も重要なことは、退去時の立ち会いに納得いかない場合は絶対にサインしないようにしましょう。
気になることはどんどん質問し、納得がいくまで話し合いをするべきです。
サインをすると相手の言い分を認めたことになるからです。
納得のいく説明・金額になるまで
サインはしないように気をつけましょう。
まとめ:引越しはやることがいっぱい!1個ずつ消化していこう
引越しはやることがいっぱいで大変ですよね。
しかし、新居での生活は新しい環境で楽しいことも多いもの。
引越しの面倒な作業はサクサクと処理して、新生活を楽しみましょう。
最後に引越し時のチェックリストを再掲しておきます。
<引越し先が決まったらすること>
退去日の決定
引越しスケジュールの確定
引越し業者の手配
現在の住居の解約手続き
現在の駐車場の解約手続き
新居の駐車場の契約手続き
通信系の住所変更手続き
<引越しの1週間前までに進めること>
粗大ゴミや不用品の処理
新居に持っていくもので普段使わないものをまとめる
引越し用の梱包材(ダンボールなど)の用意
役所での事務手続き
勤務先や学校への住所変更手続き
各種ライフライン(電気・ガス・水道)の手続き
郵便物の転送手続き
<引越し前日までにやること>
荷物をまとめる
冷蔵庫と洗濯機の水抜き
冷蔵庫内の食品の処分・整理
パソコンなどのデータバックアップ
テレビなどオーディオ機器の配線整理
現在の部屋の掃除
新居の掃除
<引越し当日にすること>
荷物の運搬
旧居のライフラインの停止・清算
旧居の鍵返却
新居のライフラインの開始
<引越し後にするべきこと>
転入・転居の届出
役所でのその他事務手続き
車両の情報変更
通販サイトなどの住所変更
荷解き
梱包資材の処分
不足している家具家電の購入
下記にチェックをつけながら引越しを確実に効率よく進めましょう。
それでは、素敵な新生活にむけて引越しを頑張りましょう!
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