【2026年】自動車税のお得な払い方|ポイントを取る手順と早見表

自動車税は、4月1日の時点で車を持っている人に毎年かかる税金です。金額は排気量で決まっていて、自分で安くすることはできません。

でも「払い方」は選べます。

同じ3万円台の税金でも、現金でそのまま払う人と、スマホ決済でポイントを取る人とでは、毎年数百円分の差がつきます。10年乗れば数千円。何もしなければ、ただ取りこぼしているお金です。

この記事では、2026年の自動車税について「いつ・いくら払うのか」と「どう払えば一番お得か」を、車にくわしくない人でも分かるようにまとめました。納税通知書が届いたら、5分だけ読んでみてください。

目次

まず押さえる|2026年の自動車税スケジュール

最初に、全体像を3つだけ。

2026年の自動車税スケジュール。納税通知書は5月上旬に届き、納付期限は6月1日

💡 自動車税(種別割)とは
4月1日の時点で車を所有している人にかかる、都道府県の税金です。普通車が対象で、軽自動車は「軽自動車税」として市区町村が別に管理しています。年度の途中で車を買った場合は、登録した月の翌月から年度末までの月割りで課税されます。

📅 納税通知書が届く時期
例年5月上旬に、車検証に登録された住所へ郵送で届きます。封筒の中に納付書(払い込み用紙)が入っています。

⏰ 2026年の納付期限
原則は5月31日。ただし2026年は5月31日が日曜日にあたるため、納付期限は6月1日(月)です。一部の県では通知書の発送が遅く、納付期限が6月30日に設定されているところもあります。期限は必ずお手元の通知書で確認してください。

引っ越して住所が変わった人へ

車検証の住所を変えていないと、通知書が前の住所に届いてしまいます。届かないときは、車のナンバーを管轄する都道府県税事務所に連絡すれば再発行してもらえます。「知らなかった」では延滞金は止まらないので、心当たりがあれば早めに動いてください。

自分の税額を確認|排気量別の早見表

自動車税は排気量で金額が決まります。2019年10月1日以降に新車登録した車は少し安く、それより前の車は少し高い、という2段階になっています。

自動車税の排気量別早見表。軽自動車10,800円、コンパクトカー30,500円、ミニバン36,000円
総排気量2019年10月以降に登録2019年9月以前に登録
1.0L以下25,000円29,500円
1.0L超〜1.5L以下30,500円34,500円
1.5L超〜2.0L以下36,000円39,500円
2.0L超〜2.5L以下43,500円45,000円
2.5L超〜3.0L以下50,000円51,000円
3.0L超〜3.5L以下57,000円58,000円
3.5L超〜4.0L以下65,500円66,500円
4.0L超〜4.5L以下75,500円76,500円
4.5L超〜6.0L以下87,000円88,000円
6.0L超110,000円111,000円
電気自動車25,000円

軽自動車(自家用乗用)は、排気量に関係なく年10,800円です(2015年3月以前に登録した車は7,200円)。軽自動車税は市区町村が管轄で、通知書も普通車とは別に届きます。

🔴 13年を超えた車は税金が上がります
ガソリン車は、新車登録からおおむね13年を超えると税額が約15%重くなります(グリーン化特例の「重課」)。「去年より通知書の金額が上がっている」と感じたら、これが原因のことが多いです。電気自動車やハイブリッド車などのエコカーは、13年を超えても重課の対象になりません。

通知書の金額が早見表と大きく違うときは

自分の車の排気量と登録時期をもう一度確認し、それでも納得できなければ、通知書に書かれた都道府県税事務所に問い合わせてください。固定資産税のように人の手で評価する税金ではないので計算ミスはまれですが、登録情報が古いまま、というケースはあります。

本編|得する払い方3ステップ

ここからが本題です。税額は変えられませんが、払い方は選べます。お得な順に整理します。

自動車税で得する払い方の3ステップ

ステップ1|払い方の選択肢を知る

自動車税の払い方は、大きく分けて5つです。

自動車税の4つの払い方の比較。現金・口座振替・クレジットカード・スマホ決済
払い方手数料ポイントこんな人に
現金(銀行・コンビニ)なしつかないとにかく手早く済ませたい
口座振替なしつかない払い忘れを防ぎたい(要事前申込)
クレジットカードかかる(例:税額25,000円で約205円)カードのポイントがつく還元率の高いカードを持っている
スマホ決済アプリなし条件しだいスマホで完結させたい(おすすめ)
eL-QR(地方税統一QRコード)選ぶ払い方しだい選ぶ払い方しだいクレカ・スマホ決済の入口

ポイントの観点で見ると、現金と口座振替は「ゼロ」。ここを卒業するだけで、毎年の取りこぼしがなくなります。

💡 eL-QRって何?
最近の納付書には「eL-QR」という四角いQRコードが印刷されています。これは全国共通の地方税用QRコードです。スマホのカメラやアプリで読み取るだけで、クレカ払いやスマホ決済の画面につながります。難しい入力は必要ありません。

ステップ2|スマホ決済アプリで払う

いちばんおすすめは、スマホ決済アプリでの支払いです。手数料がかからず、家から一歩も出ずに30秒で終わります。

対応しているアプリは、たとえば次のとおりです(対応状況は都道府県によって異なります)。

  • PayPay(請求書払い)
  • d払い(請求書払い)
  • au PAY(請求書払い)
  • 楽天ペイ(請求書払い)

手順は、どのアプリもほぼ同じです。

  1. アプリを開き、「請求書払い」または「請求書スキャン」を選ぶ
  2. 納付書のバーコード、またはeL-QRを読み取る
  3. 金額を確認して「支払う」をタップ

これだけです。コンビニに行く必要も、現金を用意する必要もありません。

ステップ3|ポイントを取りこぼさない

ここが「得する人」と「損する人」の分かれ目です。

⚠️ 先に知っておきたい注意点
スマホ決済アプリの請求書払いは、「決済そのもの」ではポイントが付かないアプリが増えています。ここを誤解したまま払うと、「お得だと思っていたのに何ももらえなかった」となりがちです。

それでも、得する方法は2つ残っています。

✅ 方法1|チャージに使うクレカでポイントを取る
アプリの残高にクレジットカードからチャージするとき、そのカードのポイントが付きます。決済アプリ側でポイントが付かなくても、チャージしたカードのぶんは取れます。普段から還元率の高いカードを持っているかどうかで、ここに差が出ます。

どのカードがお得かは、こちらの記事でくわしく解説しています。

✅ 方法2|アプリのキャンペーン・抽選を使う
各アプリは時期ごとに、抽選やポイントアップのキャンペーンを実施しています。払う前に、お使いのアプリのキャンペーン情報を一度のぞいてみてください。

自動車税を手数料0でポイントを取って払うお得ルート

結論・いちばん手堅いルート

「ポイントが付くクレジットカード → スマホ決済アプリにチャージ → eL-QRで支払い」。これがほとんどの人にとって、手数料ゼロでポイントも取れる、いちばん手堅い払い方です。

ただし各アプリのポイントの扱いは変わりやすいので、払う直前に最新の情報を必ず確認してください。

こんな時どうする|ケース別の対処

❓ お金がなくて払えない
そのまま放置するのが、いちばんダメなパターンです。延滞金が増え続けます。先に都道府県税事務所へ電話して、「分割で払いたい」「少し待ってほしい」と相談してください。事情によっては分割(分納)や徴収猶予に応じてもらえます。どうしても5月中に現金が用意できないなら、クレジットカード払いでいったん立て替える手もあります(手数料はかかります)。

❓ 通知書が届かない
5月中旬を過ぎても届かないときは、車のナンバーを管轄する都道府県税事務所へ連絡してください。引っ越しで住所が変わっているケースがほとんどです。

❓ 今年、車を手放した(廃車にした)
普通車は、年度の途中で廃車(抹消登録)にすると、残りの月数分の税金が還付されます。手続きをすれば口座に戻ってくるので、心当たりがあれば確認してください。なお、軽自動車には月割りの還付がありません。

❓ 中古で車を買った・売った
名義変更をしただけの場合、その年度の税金は基本的に売り主・買い主の間で精算します。売買のときに自動車税の扱いを確認しておくと、あとでもめません。

期限|ここだけは守ってください

🔴 期限を過ぎるとどうなるか

  1. 延滞金がつきます。日数が経つほど増えます。
  2. 督促状が届きます。
  3. 払わないままだと、最終的に給与や預金などの財産が差し押さえられることがあります。

🔴 車検にも関わります
自動車税を払っていないと、車検は通りません。以前は車検のときに紙の「納税証明書」が必要でしたが、いまは普通車なら納税情報が電子化されていて、原則その紙は不要です。ただし「払ってあること」が大前提です。しかも支払い直後はシステムへの反映に1〜2週間ほどかかります。車検が近い人は、期限ギリギリにせず早めに払っておくと安心です。

よくある質問

Q1. 自動車税はクレジットカードで払うと損ですか?
→ 手数料はかかります(例:税額25,000円で約205円)。カードの還元率が手数料を上回れば得、下回れば損です。手数料ゼロのスマホ決済のほうが、多くの人には無難です。

Q2. 軽自動車も同じ払い方でいいですか?
→ 払い方(現金・口座振替・クレカ・スマホ決済)の考え方は同じです。ただし軽自動車税は市区町村の税金なので、通知書は普通車とは別に届きます。

Q3. 分割で払えますか?
→ 通常の納付書は一括払いです。分割したいときは、払う前に都道府県税事務所へ相談してください。

Q4. コンビニとスマホ決済、どちらが楽ですか?
→ スマホ決済です。外に出る必要も、現金を用意する必要もなく、手数料もかかりません。

Q5. 通知書をなくしてしまいました。
→ 都道府県税事務所に連絡すれば再発行できます。

Q6. 引っ越したら手続きは必要ですか?
→ 必要です。車検証の住所を変更しておかないと、通知書が前の住所に届き続けます。

自動車税チェックリスト

  • 5月上旬に納税通知書が届いたか
  • 納付期限を通知書で確認したか(2026年は原則6月1日)
  • 税額が早見表とだいたい合っているか
  • 払い方を「現金・口座振替」から見直したか
  • スマホ決済アプリで払う準備ができているか
  • ポイントが付くカードからチャージできているか
  • 車検が近い場合、早めに払ったか

最後に|大事なこと

自動車税は、金額そのものを安くすることはできません。でも「払い方」は今日から変えられます。

現金で払えばポイントはゼロ。スマホ決済に変えるだけで、毎年の取りこぼしがなくなります。小さな差ですが、こういう「知っているかどうかだけで決まるお金」を一つずつ拾っていける人が、結局いちばん家計に強い人だと思っています。

通知書が届いたら、ぜひこの記事のチェックリストを使ってみてください。

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